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金剛院(こんごういん)兵庫県伊丹市宮ノ前にある真言宗御室派の仏教寺院〔大国正美 『兵庫県の地名』日本歴史地名大系第29巻Ⅰ (1999)ISBN 4-582-49060-3。〕 。 またの名を野宮寺といい、江戸時代は伊丹七郷の氏寺で、猪名野神社の別当を勤めていた〔。 == 歴史 == 延喜4年(904年)宇多法皇の勅願所として山城醍醐寺の聖宝理源大師が薬師如来を本尊に開基、当初善楽寺といい別院を金剛院と称したという。その後、兵乱で廃棄された〔。 久安6年(1150年)、源為朝が当寺に宿を取り、牛頭天王の霊夢によって寺社を再興したと言われている〔。天正7年(1579年)、荒木村重の乱で炎上した〔。 文禄年間(1592年~1596年)、千僧村願成就寺(現安楽院)の地蔵院長照が入寺し中興した〔。 文禄3年(1594年)、片桐且元の検地で除地となる〔。寛文11年(1671年)、京都御室仁和寺の末寺となる〔。貞享2年(1685年)、『摂津名所図会』に近衛基熙が再建したとされる〔。元禄15年(1702年) 薬医門を再建。末寺に北之坊是則院があった〔。明治33年(1900年)、本堂が全焼した〔。現在の本堂は旧持仏堂である。〔伊丹市立博物館友の会、『伊丹の寺院』1998年、30ページ。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金剛院 (伊丹市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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